目黒区で理想の家を手に入れるための
不動産屋選び完全ガイド
住宅購入の流れを説明しています。マイホームの購入は人生に何度もない高額な買い物になるため、失敗を避けることが何より大切です。マイホーム購入の失敗例の一つにローン破綻があります。失敗しないためには先ず資金計画をしっかり立てることが必要だということになります。
資金計画と聞くと「必要なお金を調達すること」と考える方が多いと思いますが、住宅ローンなどの融資によって購入資金を調達するのが一般的な住宅購入では、資金計画イコール返済計画だと考えた方が失敗しにくくなります。ローンで破綻するパターンは、返済ができなくなることが原因だからです。
これから先、長い年月にわたって無理なく返済を続けられる金額は幾らか。定年退職も考慮に入れて、何年間その状態で返済を続けることができるかという観点から、総合的に返済可能な住宅ローン借入額の目安を出すと良いでしょう。おおよその金額の目星が付いたら、次に購入物件の条件を考えて行きます。
家庭の状況や趣向などから、住みたい地域を絞り込みます。小さい子供がいるなら育児環境や教育環境が良いところ、通勤や通学に便利なところなど具体的な条件を出して、それに最も適しているのはどのエリアか調べると良いでしょう。また一戸建てに住みたいかマンションが良いのか、新築が良いか中古で良いのか、少しずつ希望を具体化させて行きます。
最初に資金計画を立てて予算が決まっているため、全ての希望条件を満たすのは難しいかも知れません。住みたい地域では物件価格が予算を超えてしまうため、もう少し路線価が安いエリアに変更しなければならないことや、新築では予算をはみ出してしまうために中古も視野に入れて考え直す必要があるかも知れません。また戸建てでは予算的に難しいため、マンションに変更しなければならないこともあるでしょう。しかし希望条件を満たしたいために無理な返済計画で破綻を招くより、予算に合わせて物件の条件を決めることこそが失敗しない住宅購入の秘訣なのです。
この作業が終わると「予算」「エリア」「物件種類(新築・中古・戸建て・マンションなど)」が決まることになります。
新築マンションではモデルルームを公開して、購入希望者の募集を行うのが一般的です。また中古マンションでもオープンルームなどを開催して、室内の見学ができるように配慮されています。特に中古マンションの場合では不動産屋が未公開物件を持っている公算も強いので、希望に近い物件が売り出されたら気軽に電話で問い合わせるようにすると良いでしょう。未公開物件の取り扱いが多い不動産屋では、思わぬ掘り出し物を紹介してもらえるかも知れません。購入したい物件が決まったら、購入の手続きに入ります。
【購入申し込み・ローン事前審査】
販売社に対して購入申し込みを行い、金融機関にローンの事前審査をしてもらいます。事前審査に通らない場合は売買契約が結べないのが一般的ですが、事前審査に通った場合でも本審査が通らないことがあります。
【契約】
重要事項説明に承諾すると、契約が交わされます。契約の前に手付金の入金が必要ですが、いったん契約してしまうと途中解約した場合に手付金は戻ってこないため注意が必要です。
【住宅ローン申し込み】
特に問題がなければ2週間程度で、ローンが決定されます。
【内覧会(新築の場合)】
新築マンションの場合は、完成後に内覧会が行われます。内覧会は引渡し前の最終チェックのため、床やクロス、水まわりなどに不備がないか慎重に確認します。
【引渡しと決済】
購入代金の残額を支払って、物件の引渡しを行います。
戸建て住宅では新築の建て売り分譲、注文住宅、中古住宅の購入があります。建て売りの分譲住宅の場合は建築前にモデルハウスを公開して販売する場合が多いので、そのような機会を利用して希望の物件を探します。建売り住宅でも完成前には多少のカスタマイズが可能なことが多いので、自由度の高い物件を探して自分好みにアレンジを加えるのも良いでしょう。注文住宅では土地探しから始めることになりますが、対応力のある不動産屋では土地探しも含めてデザイン、建築までサポートが可能です。
中古住宅を探す場合には、希望に近い物件が売り出されたときに取り扱っている不動産業者に問い合わせを行う方法が一般的でしょう。中古物件では売主の事情によって未公開で売り出されている物件が多いため、公開物件の問い合わせをキッカケにして未公開物件の購入が決まるケースも少なくありません。
戸建ての場合も購入申し込みから引渡しまでの流れは、マンション購入と変わりません。
「目黒区の不動産屋3選」は2021年5月現在の情報を基に制作しています。また、掲載されている口コミや各社の画像について、その当時のものを表記しておりますが、時間の経過により現在は削除されている可能性もありますので、予めご了承ください。各不動産屋に関する最新のサービス情報は、公式サイトでご確認ください。